Share...
22 Feb 2014 02:16
東京新聞:ノバルティスを捜索 降圧剤データ操作問題 薬事法違反容疑:社会(TOKYO Web)
東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

ノバルティスを捜索 降圧剤データ操作問題 薬事法違反容疑

 降圧剤ディオバン(一般名・バルサルタン)の臨床研究のデータが操作されていた問題で、東京地検特捜部は十九日、薬事法違反(誇大広告)の疑いで、販売元の製薬会社ノバルティスファーマ(東京都港区)の本社の家宅捜索を始めた。

 問題発覚後、調査を進めてきた厚生労働省は一月、実行者を特定できなかったとして、被疑者不詳のまま告発状を提出した。

 特捜部は誰が何の目的でデータを操作したかや、同社が組織的に関与していなかったかなど全容解明を目指す。

 ディオバンの臨床研究は二〇〇二年以降、五大学が実施。このうち東京慈恵医大と京都府立医大の研究では、血圧を下げるだけでなく、他の降圧剤と比べて脳卒中や狭心症の発症を抑えるとされた。

 同社はこれらの論文を約七百回、医学雑誌の広告記事や医師向けの講演会などで紹介。国内で年間一千億円超を売り上げる看板薬に成長させた。

 しかし、外部の医師がデータに不審な点があると指摘したことをきっかけに、同社の社員が臨床研究のデータ解析に加わっていたのに、論文で社員であることを伏せていた問題が発覚。さらに昨年七月、両医大がデータ操作があったことを認めた。この社員は昨年五月、同社を退職している。

 ノバルティスファーマは「意図的なデータの操作や改ざんがあったことを示す証拠はない」との内部調査の結果を公表している。

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo