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19 Jan 2014 17:54

政治【中高生のための国民の憲法講座】第10講 現行憲法作成者それぞれの言い分 西修先生+(2/2ページ)(2013.9.7 13:10

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【中高生のための国民の憲法講座】
第10講 現行憲法作成者それぞれの言い分 西修先生

2013.9.7 13:10 (2/2ページ)中高生のための国民の憲法講座
「すぐに改正されるだろう」「暫定的な憲法だと思っていた」「正当性を持ち得ないと思った」などと作成者が言っていることを、しっかり日本人として考える必要がありそうです(イラスト 今泉有美子)

「すぐに改正されるだろう」「暫定的な憲法だと思っていた」「正当性を持ち得ないと思った」などと作成者が言っていることを、しっかり日本人として考える必要がありそうです(イラスト 今泉有美子)

作成者「正当性」に疑義

 ミルトン・エスマン氏(27歳、陸軍中尉、プリンストン大大学院で政治学博士取得、「内閣」の章担当)「私は不幸なことだと思いました。なぜならば、外国人によって起草された憲法は、正当性を持ち得ないと感じたからです」

 リチャード・プール氏(26歳、ハーバーフォード大卒、「天皇」の章担当)「私たちは、天皇に権限のある地位ではなく、意義のある地位を与えるべきだと考えました」

 ベアテ・シロタ女史(22歳、5歳から10年間滞日、ミルズ大卒、「人権」の章担当)「私は、自分の滞日経験から、女性の地位を高めようと思いました。また家族は人類社会の基礎であるという条項を起案しました」

 ジョージ・ネルスン氏(ロックフェラー財団研究員、陸軍中尉)「私は、英国の著名な政治学者の著書にヒントを得て、天皇に『象徴』の語をあてたとはっきり覚えています」

 インタビューを通じて私が強く印象に残ったのは、かれらは与えられた任務を全うすべく尽力したということです。そして非常に驚いたのは、ほぼ全員が日本国憲法は改正されているとばかり思っていたということです。自分たちの作った憲法案は、あくまで「暫定的」だと認識していたのです。

                   ◇

【プロフィル】西修

 にし・おさむ 早稲田大学大学院博士課程修了。政治学博士、法学博士。現在、駒沢大学名誉教授。専攻は憲法学、比較憲法学。産経新聞「国民の憲法」起草委員。著書に『図説日本国憲法の誕生』(河出書房新社)『現代世界の憲法動向』(成文堂)『憲法改正の論点』(文春新書、最新刊)など著書多数。73歳。

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