東京都と神奈川県内の私立中学入試が1日、始まった。不況の影響で全体の受験者数は減少傾向だが、理系への大学進学実績を伸ばしている中高一貫の女子校などが人気を集めている。新型万能細胞(STAP細胞)の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子さん(30)に続く「リケジョ」は生まれるか。保護者の期待や塾関係者の声援を受けながら、受験生が試験に臨んだ。

 1日午前7時すぎ、東京都武蔵野市の吉祥女子中学校では、受験生が沿道に並ぶ塾関係者と握手し、「落ち着いて頑張って」と励まされながら、次々と校舎に入っていった。同校の入試は4日までに計3回あり、1月31日現在の志願者数は1614人。昨年を上回る伸びで、一昨年の全志願者数よりも160人以上増えた。

 同校が第1志望の長女(12)に付き添う母(41)=埼玉県所沢市=は「娘は実験好きで、小保方晴子さんのような研究者を目指している。理科実験やリポート指導に熱心なこの学校を選びました」。