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03 Feb 2014 19:08

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第25講 百地章先生+(1/2ページ)(2013.12.21 12:13

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【中高生のための国民の憲法講座】
第25講 百地章先生

2013.12.21 12:13 (1/2ページ)
憲法に「家族の保護」の規定を明記し、家族の絆を取り戻したい

憲法に「家族の保護」の規定を明記し、家族の絆を取り戻したい

憲法に「家族」保護の規定を

 東日本大震災の折に示された日本人の高い精神性、道徳性は世界中の人々から称賛されました。家族や家を失い、深い悲しみに耐えながら、秩序正しく行動し互いに助け合う被災者の方々の姿に、世界の人々が感動しました。そして大震災は「個人」を絶対視し、「家族」や「地域」の「絆」さらに「国家」の役割を軽視してきた戦後の価値観そのものを根底から問い直したはずでした。

 ◆「家庭崩壊」もたらす

 しかし震災から1年、2年とたち、いざ平常時に戻ると、ガレキの受け入れ一つとっても個人や地域のエゴがむき出しになり、なかなか思うように進みませんでした。残念ながら今日なお、日本人を支配しているのは、「個人」を絶対視する価値観のようです。

 戦後、GHQ(連合国軍総司令部)の圧力によって教育勅語(ちょくご)や修身教育が廃止され、それに代わるものとして国民に示されたのが憲法の「個人」を絶対視する価値観でした。国家や家族ではなく、個人こそが大切であるという考えです。そしてこのような価値観や考え方が日本人を支配してきました。これでは家族の絆が見失われ、家庭が崩壊しても不思議ではありません。

 「家族」という言葉は憲法24条に登場します。しかしその前提となっているのは、伝統的な「家族」ではありません。あくまで「個人」を前提とし、結婚によって結びついた夫婦とその子供からなる近代的な家族であるとされています。

 ですから、憲法24条の「個人の尊厳」ということを本気で追求していったら「家族の保護」ではなく、むしろ「家族の解体」に行きつくかもしれない、という憲法学者さえいます。

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