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15 Mar 2014 09:17

科学【STAP論文】「インパクト感じリーダー採用」 理研のチェック機能に限界+(3/3ページ)(2014.3.15 10:00

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科学

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【STAP論文】
「インパクト感じリーダー採用」 理研のチェック機能に限界

2014.3.15 10:00 (3/3ページ)科学
STAP論文に掲載されたDNAの分析結果を示す実験の写真。中央の列と左右の列の間に境界線があり、切り張りした痕跡が見える (ネイチャー誌提供、画像の明るさを変更)

STAP論文に掲載されたDNAの分析結果を示す実験の写真。中央の列と左右の列の間に境界線があり、切り張りした痕跡が見える (ネイチャー誌提供、画像の明るさを変更)

 査読で主に確認するのは、投稿論文の結論が本当に論文内に示されたデータで導けるのかどうかなど、その論理的な妥当性だ。データが不十分であれば、論文は却下されるが、基本的には「性善説」に基づくのが実情だ。

 別の生物学研究者も、既存のデータからの流用などをチェックするのは困難と話す。「よく知っている論文なら気づくが、そうでなければ無理。査読者はコンピューターではない」

 今回のSTAP論文の内容はこれまでの常識を覆すものだ。ネイチャー誌は世界でトップレベルの権威を持つ。査読は厳密に行われたはずだが、画像転用の可能性などは見抜けなかった。万能細胞研究は医療応用につながる注目分野で、査読段階でもより厳密性が求められる。岡田氏は「細胞などを科学誌に証拠として提供し、査読段階で第三者機関でチェックする体制も必要」と話している。

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