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04 Mar 2014 19:24

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第34講 国民投票法の「3つの宿題」 西修先生+(2/3ページ)(2014.2.22 14:00

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【中高生のための国民の憲法講座】
第34講 国民投票法の「3つの宿題」 西修先生

2014.2.22 14:00 (2/3ページ)
未来を背負う世代に、「宿題」を考えてもらいたい

未来を背負う世代に、「宿題」を考えてもらいたい

 (2)に関しては、公務員には、選挙運動などの政治的行為にかかわることが制限されています。しかし、憲法改正については、政治的行為とは切り離し、国民として意見表明や勧誘などは自由とすべきではないかという考え方があります。一方で、公務の公共性と行政の中立性の維持という観点から、一般の国民とは違い、とくに組織的な勧誘や庁舎で賛否のビラ貼り等を行うことなどは制約すべきだという主張があります。

 (3)は、国民投票の対象を憲法改正以外の事柄(たとえば原発の是非など)にも拡大するかどうかという問題ですが、措置を講じられなければならない期限が定められていないこともあって、今後の検討課題とされたままになりそうです。

 ●未来背負う世代に

 最終的にどのような改正案が成立するのか、大いに注目されるところです。とくに(1)と(2)は、処理されなければ、実際に憲法改正に向けた行動を取ることができないので、この会期中に結論が出されなければなりません。

 留意しておきたいのは、遅かれ早かれ、憲法改正に関する国民投票の年齢が18歳にまで引き下げられることです。「この国のかたち」を形成すべき基本法としての憲法は、いかにあるべきか。日本国憲法は、それにふさわしい内容を包含しているのか。もし足らざるところがあるとすれば、どう直していったらよいのか。日本の未来を背負う世代として、日本国憲法をさまざまな視点から考えていくことが求められます。この「憲法講座」は、まだまだ続きます。憲法を身近な存在として認識し、より深く学習することに努めていきましょう。

                   ◇

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