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09 Feb 2014 21:06

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第32講 集団的自衛権の国際常識 西修先生+(2/3ページ)(2014.2.8 10:42

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【中高生のための国民の憲法講座】
第32講 集団的自衛権の国際常識 西修先生

2014.2.8 10:42 (2/3ページ)
身近な例で集団的自衛権について考えてみましょう(イラスト・今泉有美子)

身近な例で集団的自衛権について考えてみましょう(イラスト・今泉有美子)

 わたしたちの身近な例を引き合いに出してみましょう。いじめっ子の暴力に対して、みずからの力で対抗するのが個別的自衛権です。いじめっ子が親友のA君に暴力を振るうときに、A君を助けていっしょにいじめっ子の暴力に対抗するのが集団的自衛権に当たります。親友のA君が助けを求めているにもかかわらず、「家の決まりで君を助けることができない」といって何もしなかったら、A君との関係はおしまいになるでしょう。ふだんからいじめっ子に「A君をいじめれば、僕はA君といっしょに闘う」ことを告げ、またA君も「彼がいじめられれば、自分も闘う」と言っておけば、いじめっ子に対して抑止力になるでしょう。

「常識」に沿った解釈を

 日本に近い公海で自衛隊の艦艇と米軍の艦艇が共同訓練をしている場合を想定してみましょう。自衛隊艦艇が他国から武力攻撃を受けた場合、米軍艦艇は自衛隊艦艇を守るために共同行動をとることがいわば義務とされているのに対して、米軍艦艇が他国から武力攻撃を受けた場合、自衛隊艦艇が米軍艦艇を助けることは、憲法上、許されないというのが現在の法的枠組みなのです。

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