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01 Apr 2014 11:08

STAP細胞:「不正は小保方氏単独で?」会見一問一答

毎日新聞 2014年04月01日 16時06分(最終更新 04月01日 17時41分)

 STAP細胞に関する論文不正疑惑で、小保方晴子・研究ユニットリーダーら著者の多くが所属する理化学研究所の「研究論文の疑義に関する調査委員会」が1日午前、開いた記者会見での主な一問一答は次の通り。(回答者の氏名が分からない場合は「A」と表記しています)

■理化学研究所・研究論文の疑義に関する調査委員会メンバー■

石井俊輔・理化学研究所上席研究員<委員長>

岩間厚志・千葉大学大学院教授

古関明彦・理化学研究所グループディレクター

真貝洋一・理化学研究所主任研究員

田賀哲也・東京医科歯科大学副学長

渡部惇・弁護士

 Q STAP細胞があるかどうか疑われるのか。

 A 科学的な探索が必要で、調査委のミッションを超える。

 Q 不正は小保方氏が単独でやった?

 石井 研究不正行為は小保方氏だけ。

 Q 研究者がこのような行為をしたことについて。

 A あってはならないという認識だ。

 Q 本人は反省しているか。

 A 調査員会のマターではない。昨日調査報告書が仕上がった時点で伝えている。

 Q 不正に関する物証は?

 真貝 ノートに関しては、2冊を提出してもらった。2010年10月から2012年7月までが1冊と、それ以降のノートの2冊。それとスライドの画像。

 Q 由来は判然としない?

 真貝 スライドに日付が入っているが、詳細な記録がないので、本当にいつのどういったサンプルかは委員会としては明らかにできなかった。

 Q 研究者から見て正しい分量か。

 石井 これまで若い研究者を指導してきたが、内容が断片的で、これまで数十人を指導してきた中で経験がない。

 Q 実験をちゃんとやったという実感は?

 石井 実験ノートのメモを本人が見ればわかるが、他人が見てもわからないものもある。ただ、緻密に起源が確認できるかは難しい。

 Q 意図的な不正行為なのか?

 石井 私たちはそう判断している。

 Q 博士論文からの流用を捏造(ねつぞう)と判断した理由は?

 石井 条件の違いをまったく認識せずに使うことは、通常の研究者ではありえない。学位論文は、物理的ストレスで作った細胞だ。データ管理が非常にずさんだ。由来の不確実なデータを論文に使った可能性がある。これは研究者にとっては不正行為とみることができる。

 Q (理研の内規の)定義だと、捏造は「データや研究を作り上げて報告すること」とある。

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