Share...
23 Aug 2014 04:34
アイヌ民族への謝罪求め質問状 - NHK 北海道 NEWS WEB
北海道 NEWS WEB
札幌放送局WEBへ

マイエリア

地域ニュースを最大2つ表示できます。
都道府県を選択して、設定ボタンを押してください。

設定方法

ニュース詳細

アイヌ民族への謝罪求め質問状
08月22日 19時13分

アイヌ民族への謝罪求め質問状
7003948771_20140822212538.mp4

札幌市議会の金子快之議員が、ツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだことに対して、アイヌ民族の団体の代表者らが22日、金子議員が所属する自民党の会派を訪れ、アイヌ民族の人たちに謝罪を求める公開質問状を提出しました。
金子快之議員は今月11日、ツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」と書き込みました。
これに対して、アイヌ民族の団体の代表者らが22日、金子議員が所属する札幌市議会の自民党会派を訪れ、公開質問状を提出しました。
公開質問状では、「差別を受けても負けずにアイヌの伝統を受け継ぎ、次の世代のことを考えて活動している私たちも滅亡したというのか」などとしてアイヌ民族の人たちに謝罪するよう求めています。
金子議員はNHKの取材に対して、札幌市がアイヌ民族の人たちに新築住宅の資金を無担保で融資する制度を設けていることなどを取り上げて「アイヌという名前を使って、税金をもらおうというのがおかしいと思っており、客観性と透明性が必要だ。同じ日本人として暮らしているなかで民族によって差別を作り出していくことはいかがなものか」と話しています。
またアイヌ文化に詳しい北海道大学の丹菊逸治准教授は「アイヌ民族の共同体というのは過去途絶えたことはない。これをいないというのはナンセンスだ。少数者ゆえに不利になっている部分があれば補助すべきだし、その際には少数の人たちの生活様式や社会規範といった仕組みに合わせて調整する必要がある」と話しています。