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09 Jul 2014 14:37

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第53講 高乗正臣先生 「公共の福祉」の意味を考える+(1/3ページ)(2014.7.5 11:00

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【中高生のための国民の憲法講座】
第53講 高乗正臣先生 「公共の福祉」の意味を考える

2014.7.5 11:00 (1/3ページ)
「公共の福祉」について考えてみましょう

「公共の福祉」について考えてみましょう

 憲法の重要な役割の一つは、国民の権利・自由を最大限度に尊重し、それを侵害する国家の権力を制限することです。半面、憲法は、国民の権利・自由も無制限に保障されるわけではなく、それらが「公共の福祉」に反する場合には一定の制限を受けることを規定しています。そこで、人権を制約する原理としての「公共の福祉」の意味が問題となります。

 ◆人権至上主義

 かつて、有力な学説は、「人権は何よりも高い価値をみとめられる。人権に対抗できる価値というものは、そこにはあり得ない。ここでは、国家そのものすら人権に奉仕するために存するとされる。ここで、個々の人権に対抗する価値をみとめられるのは、多数または少数の他人の人権だけである」と述べていました。

 この考え方によれば、「公共の福祉」とは人権と人権とが衝突する場合の相互調整の原理だということになります。はたして、このような見解は妥当でしょうか。各個人の利益には還元できない国家的利益ないし社会的利益の確保を目的とする人権制約は憲法が認めないと考えるべきでしょうか。

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