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03 Feb 2014 18:37

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第14講 長尾一紘先生+(3/3ページ)(2013.10.5 09:26

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【中高生のための国民の憲法講座】
第14講 長尾一紘先生

2013.10.5 09:26 (3/3ページ)
女系天皇を容認することは、男系で続いてきた皇位の継承を変え、「天皇家の断絶」という重大な意味を持っていることをしっかりと認識すべきです

女系天皇を容認することは、男系で続いてきた皇位の継承を変え、「天皇家の断絶」という重大な意味を持っていることをしっかりと認識すべきです

 ◆旧宮家の皇族復帰を

 女系天皇の制度には、もう一つの問題があります。仮に女性天皇の配偶者が「山田」姓であれば、その子孫は「山田」家の家系に属することになります。ここで天皇家の王朝は断絶し、山田王朝が新たに創設されることになります。

 こういうことが2度、3度と続くことになれば、千数百年続いた天皇家とは全く異質のものになってしまいます。その結果は、天皇制度の消滅です。

 女系天皇の制度の導入は「皇室の危機」の解決策にはなりません。これ以外の解決策を考える必要があります。今後、論議を深めていく必要がありますが、現在のところ、旧宮家の皇族復帰の案が有力です。

                   ◇

【プロフィル】長尾一紘

 ながお・かずひろ 中央大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。中央大学教授を経て、現在、名誉教授。著書に『外国人の参政権』『基本権解釈と利益衡量の法理』『日本国憲法・第4版』など。近刊予定として、『外国人の選挙権 ドイツの経験・日本の課題』。71歳。

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『国民の憲法』

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