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03 Feb 2014 19:01

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第21講 西修先生+(3/4ページ)(2013.11.23 11:31

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【中高生のための国民の憲法講座】
第21講 西修先生

2013.11.23 11:31 (3/4ページ)
帝国議会の審議の経過も知っておく必要があります

帝国議会の審議の経過も知っておく必要があります

 ●適当な時期に改正

 共産党に次いで、政府案に反対したのが、日本社会党(現在の社会民主党の前身)でした。同党は、同じ8月24日、前文に「搾取と窮乏」からの払拭を加えること、財産権の不可侵条項を改め、「経済生活の秩序は、公共の福祉を増進することを目的とする」と規定して、より社会主義的な内容にすることなど、いくつかの修正案を提出しました。この修正案は、衆議院において賛成少数で否決され、社会党は次善の策として、政府案に賛成しました。

 このとき、社会党議員として、現行憲法の作成に尽力した森戸辰男氏は、『中央討論』(昭和22年9月刊行)という雑誌で、「新憲法が、民主主義の徹底、わけても経済的基本人権規定においていまだ不十分であることを国民に訴え、適当な時期を捉えて改正を図るべきである」と述べています。

 こうして、今は憲法改正反対を唱えている共産党も、社民党も、もともとは憲法改正を強く訴えていたのです。

                   ◇

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