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 県は7日、11日に防府市で開催する「男女共同参画フォーラム」で講演予定だった小宮山洋子・元厚生労働相について、「政治的な関わりがある方を基調講演の講師として招くことは正しくない」として、起用しない方針を決めた。同日の県議会環境福祉委員会で、県環境生活部の半田健二部長が説明した。

 フォーラムは民間団体などからなる実行委員会や県などが主催。小宮山さんは「一緒に考えてみませんか? 新家族像、女と男、豊かな生き方」と題し、1時間半講演する予定だった。ところが、6日の環境福祉委で小宮山さんが政治団体の代表者であることに自民議員らから異論が出て、県が再検討していた。

 県幹部は7日の同委で「(講師の起用について)確たる基準はない」とする一方、今回は政治団体の代表者を起用しないことを決定。ただ、知事など公的身分がある人は例外とする基準を示した。

 小宮山さんは元NHK解説委員で、1998年の参院選比例区に民主党から立候補し、初当選。民主党政権では厚労相や少子化担当相を歴任。12年の衆院選で落選し、現在はフリージャーナリスト。(峯俊一平)