新型万能細胞「STAP細胞」を発見したと、小保方晴子・理化学研究所ユニットリーダーが英科学誌ネイチャーに発表した論文に不自然な画像があると指摘された問題で、共著者の一人、ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が21日、「論文の編集過程で生じたささいな間違いの結果」などとする声明を発表した。

 論文について「異なる状況で撮影したマウスの胎盤の写真2枚が酷似している」との指摘があり、理研とネイチャーがそれぞれ調査している。

 バカンティ教授は、小保方さんの留学時代の指導教官。所属する同大の関連病院の広報担当者を通して公表した。声明では「論文全体の中身や科学的データ、結論には影響しないと考えている」「公正を期すため、調査が終了するまでは何も情報は出せない」とした。(ワシントン=行方史郎)