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19 Jan 2014 17:43

政治【中高生のための国民の憲法講座】第3講 主権者に憲法を取り戻そう 百地章先生+(2/2ページ)(2013.7.20 09:02

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【中高生のための国民の憲法講座】
第3講 主権者に憲法を取り戻そう 百地章先生

2013.7.20 09:02 (2/2ページ)中高生のための国民の憲法講座
明日は参院選の投開票日。日本の命運を左右する憲法改正が争点になっています (イラスト今泉有美子)

明日は参院選の投開票日。日本の命運を左右する憲法改正が争点になっています (イラスト今泉有美子)

 ところがこの入試では、いつも1次試験で門前払いとなる。全員不合格となって、誰一人2次試験に進めません。果たして、これがまともな入試といえるでしょうか。彼らはこれだけほころびが目立つ現行憲法を未来永劫(えいごう)、一切、変えてはならないと本気で考えているのでしょうか。

GHQの課した条件

 憲法改正に厳格過ぎる条件を課したのは日本の弱体化を企図したGHQ(連合国軍総司令部)でした。その当事者が「簡単に変えられないようにした」と証言しているのです。改正に反対の人たちは、このことをどう考えるのでしょうか。

 96条は「改憲条項」と呼ばれますが、実際は憲法改正を阻止するために利用されてきました。つまり「改憲阻止条項」と化してしまったわけです。

 本来、憲法は国民のためにあり、主権者国民の意思で憲法を改正することができないはずがありません。ところが、国民の6割前後が憲法改正に賛成し、衆議院で3分の2以上の国会議員が賛成しても、参議院のわずか3分の1つまり81人が反対したら、改憲の発議さえできないのです。この壁を破るためにも、明日の選挙はとても大事です。

                      ◇

プロフィル百地章

 ももち・あきら 京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て現在、日本大学法学部教授。国士舘大学大学院客員教授。専門は憲法学。法学博士。産経新聞「国民の憲法」起草委員。著書に『憲法の常識 常識の憲法』『憲法と日本の再生』『「人権擁護法」と言論の危機』『外国人参政権問題Q&A』など。66歳。

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