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01 Apr 2014 11:10

STAP細胞:「不正は小保方氏単独で?」会見一問一答

毎日新聞 2014年04月01日 16時06分(最終更新 04月01日 17時41分)

A ノートには詳細な記載がない。そのような実験がされていたのは認識できたが、その記載がどのスライドかは確認できなかった。

 Q 別の論文からコピーしたのは剽窃(ひょうせつ)ではないか?

 小関 50年ぐらい前から行われている解析方法。聞き取り調査の結果、若山先生の研究室のスタッフがやったもので、彼女は実験の概要については把握していたが、すべての実験を行っていないことがわかった。実験そのものは行われていた。問題となるのは、別の論文から17行を何らかの方法で引用してきたもので、そこに悪意のある盗用であるかと考えた時に、引用は41カ所で、忘れられたのはこの1カ所だけで、50年以上前からある方法なので、おおよそ分かっているものだ。彼女は、どこからこの文章を取ってきたのかは現状では把握し切れていなかったが、僕らの判断は悪意のある盗用ではないと判断せざるをえなかった。

 Q 悪意のある不正行為とミスコンダクトを混同している。悪意とは?

 渡部 悪意は文献の出典を隠し、人のアイデアを盗むこと。通常定型的に行われている実験に関する記載に、あえて自分の名前で書くこと、(出典を)出さなければならない事情は認められない。ある人のアイデアを自分のアイデアとして使う、それが何十ページにもわたれば、外形的な悪意があるとなるが、さきほどの観点で言うと、悪意がある認定はできないとした。

 Q ほかの研究者が同様なことをしても問われないのか。

 石井 それは大きな誤解。出典を明記することなく書くことはあってはならないこと。

 Q 研究不正はミスコンダクトか。

 渡部 理研の定義は、ミスコンダクトも悪意がなければ不正と定義しない。

 Q 実験ノートの提出日は?

 新貝 3月19日。いくつかの件についてはすでに彼女に要請していて、部分的にもらっていたが、ノートをもらったのは19日。

 Q 他の資料はいつもらった?

 石井 各項目についての画像データやコピーについては逐次、提出を受けた。

 Q 2月13日に調査を始めた時に、証拠保全を行うべきではなかったか?

 石井 予備調査は疑義が上がってきた点で、研究不正に当たるかどうかのジャッジ。調査委員会は深刻な問題があったと判断されると立ち上がるので、予備調査の段階ではそうしたことは必要がないと私は思う。

 Q ノートが2冊しかない。破棄したんじゃないのか。「ない」と言い切れる?

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