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03 Feb 2014 18:56

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第20講 西修先生+(2/2ページ)(2013.11.16 12:42

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【中高生のための国民の憲法講座】
第20講 西修先生

2013.11.16 12:42 (2/2ページ)
成立経緯を正しく理解し、解釈することが必要

成立経緯を正しく理解し、解釈することが必要

文民条項の背景

 貴族院で、シビリアンに「文民」の語が当てられ、現行の「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」(66条2項)が誕生したのです。

 以上の成立経緯から、以下のことが明らかになります。(1)総司令部内の討議で、非現実的(自衛戦争も放棄)から現実的(自衛のための武力行使は可能)になったこと(2)衆議院の審議で、自衛目的の軍隊(戦力)の保持が認められるようになったこと(3)軍隊の保持を前提に、軍人が大臣にならないようにするため、文民条項が追加されたこと。

 政府の解釈も主要な学説も、このような重要な事実を踏まえた解釈をしてこなかったために、混乱を引き起こしてきたのです。成立経緯を正しく理解してこそ、正しい解釈に導かれるのです。

                   

【プロフィル】西修

 にし・おさむ 早稲田大学大学院博士課程修了。政治学博士、法学博士。現在、駒沢大学名誉教授。専攻は憲法学、比較憲法学。産経新聞「国民の憲法」起草委員。著書に『図説日本国憲法の誕生』(河出書房新社)『現代世界の憲法動向』(成文堂)『憲法改正の論点』(文春新書、最新刊)など著書多数。73歳。

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