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14 Mar 2014 04:10
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小保方氏の博士論文 20ページが米研究所文書と酷似

(2014年3月12日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】 この記事を印刷する

改行場所、記号・句読点 ほぼ一致

 万能性を持つという「STAP細胞」の論文を発表した小保方(おぼかた)晴子・理化学研究所ユニットリーダー(30)の博士論文の冒頭20ページが、米国立衛生研究所(NIH)が公刊している文書とそっくりであることが分かった。

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 問題の箇所は、多能性を持つ細胞に関する概要を述べた部分。章の入れ替えや見出しの違いが一部にあるものの、語句はNIHが「幹細胞の基礎」としてまとめた文章と同じで、改行の場所や記号・句読点までほぼ一致していた。専門家によるネット上の指摘で判明した。

 小保方氏は2011年に早稲田大大学院先進理工学研究科で博士論文を書いた。審査員は同大の常田(つねだ)聡教授(主査)と武岡真司教授に加え、大和雅之東京女子医大教授、チャールズ・バカンティ・米ハーバード大教授の4人。大和、バカンティ両氏は、STAP論文の共著者だ。この博士論文で使われた写真は、STAP細胞ができたという証拠を示す写真に転用された疑いがある。

 武岡教授は「指摘された問題点はすでに認識している。実際にモノ(細胞)ができているかといった本質的な面と、(画像転用など)表面的な面の両方から、先進理工学研究科が調査中だ」と話している。

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