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30 Aug 2014 03:25
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上田・札幌市長が引退表明 4選不出馬

  • 後援会幹部との会合後、記者の質問に答える上田・札幌市長(29日夜、札幌市内のホテルで)

 札幌市の上田文雄市長(66)は29日、同市内で開かれた後援会の会合で、来春の市長選に立候補しない考えを表明した。終了後、報道陣の取材に「10年くらいで人間は一つの仕事をやり遂げると思って時間を費やしてきた。3期12年を区切りに引退したい」と語った。民主党道連の一部に待望論がある来春の知事選にも立候補しない意向を示し、政界から引退する。

 上田氏は立候補しない理由に体力面も挙げ、「全身全霊でやると相当疲労する。精神力でカバーしてきたけど、凡人なので」と説明した。そのうえで「(任期は)まだある。やり遂げていないことがある」と述べ、冬季五輪の誘致の是非について年内の決断に意欲を見せた。

 副市長として上田市政を支える秋元克広氏(58)が出馬の意向を固めたことについて「後継指名は考えていません」と語った。

 出席した後援会関係者によると、会合には後援会幹部ら約50人が出席。上田市長はあいさつで約20分、実績を説明し、「これまで支援していただきありがとうございました。これからは別の人生を歩んでいきたい」と語ったという。

 上田氏は2003年6月、政令市では初の再選挙となった市長選で、民主党などの支援を受けて初当選。07年、11年にも自民党推薦候補を破り、当選を重ねた。

2014年08月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun