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21 Mar 2014 07:52

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STAP細胞問題 小保方氏の前途はともかく、日本の女性研究者をさらに苦境へ追いやった=中国メディア

サーチナ 3月20日(木)23時57分配信

 STAP細胞にかんする論文の不正疑惑について、中国のバイオ系メディア・生物探索は19日、「小保方晴子氏のねつ造疑惑は、苦しい境遇にある日本の女性研究者たちに大きな打撃を与えることになる」とする評論記事を掲載した。

 記事は、1月末にSTAP細胞研究がネイチャー誌に掲載されて以降「30歳の美女科学者」などともてはやしたメディアが、いまではこぞって各種の問題点を暴き、「にわかに成功した美女科学者」を痛烈に批判しているとした。そのうえで、今回の問題は「日本の女性科学者が直面している苦境を浮き彫りにした」とし、それが「美女科学者」という言葉からも伺えると論じた。

 そして、日本における女性科学者の割合が2009年時点で13%程度にとどまり、先進国中最下位であると紹介。その背景には、「髪を振り乱して研究に没頭し、男性から興味を持たれない」という先入観がなおも存在し、理系を志す女子学生が少ないことがあるとした。

 また、科学界が男性の支配下にあり、女性研究者は「100年前のキュリー夫人と同じような待遇」であること、成果で研究者の勝ちを判断する日本の研究機関において、出産などで研究を一時離れる可能性を抱える女性研究者が大きなプレッシャーを受けていることを背景として挙げた。

 記事はこのように論じたうえで、今回の問題によって「小保方氏自らの前途が閉ざされたばかりでなく、もともと弱小だった日本の女性研究者群にも大きな追い打ちを受けることになる」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

最終更新:3月21日(金)11時59分

サーチナ

 

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