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09 Feb 2014 21:05

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第32講 集団的自衛権の国際常識 西修先生+(1/3ページ)(2014.2.8 10:42

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【中高生のための国民の憲法講座】
第32講 集団的自衛権の国際常識 西修先生

2014.2.8 10:42 (1/3ページ)
身近な例で集団的自衛権について考えてみましょう(イラスト・今泉有美子)

身近な例で集団的自衛権について考えてみましょう(イラスト・今泉有美子)

 最近よく耳にする集団的自衛権について考えてみましょう。

 集団的自衛権とは、一般に「自国と密接な関係にある国が他国から武力攻撃を受けた場合、共同してその防衛にあたる権利」と定義づけられています。政府は、このような集団的自衛権を「わが国が国際法上持っていることは主権国家として当然であるが、憲法上、行使することは許されない」という立場をとっています。

なぜ許されない

 なぜ集団的自衛権を「憲法上、行使することが許されない」のでしょうか。憲法9条のもとで許される自衛権とは「わが国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきであり、集団的自衛権はその範囲を超える」というのが、政府がとってきている解釈です。すなわち、憲法上、個別的自衛権は認められるけれども、集団的自衛権は認められないというのです。

 日本も加盟している国際連合憲章51条には、集団的自衛権が個別的自衛権とともに加盟各国が有する「固有の権利」であると明記されています。国連で使用されている公用語のフランス語では「自然権」という訳語が当てられています。

 「自然権」とは、人間が生まれながらにもっている権利のことです。すべての国家がもともと保有している権利、それが個別的自衛権であり、集団的自衛権なのです。そしてそのように捉えるのが国際的な「常識」なのです。

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