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03 Feb 2014 19:16

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第29講 「国防」意識欠如で起きる問題 八木秀次先生+(2/2ページ)(2014.1.18 08:59

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【中高生のための国民の憲法講座】
第29講 「国防」意識欠如で起きる問題 八木秀次先生

2014.1.18 08:59 (2/2ページ)
「国防の義務」と外国人参政権の問題を考えてみましょう

「国防の義務」と外国人参政権の問題を考えてみましょう

 これは韓国籍の人に限りません。中国籍など他の外国人も同様です。ある国に国籍を有するということは、その国の「国防の義務」を負う存在ということであり、その国の「潜在的兵士」という性格を持つということなのです。

外国人参政権は論理破綻

 その「潜在的兵士」である外国籍の人に、我が国の国家意思の形成に参画する権利(参政権)を賦与(ふよ)することは論理的に成り立たないことです。地方参政権ならいいではないかという意見もありますが、地方自治は国家行政の一部を担ったもので、その意思形成にやはり外国の「潜在的兵士」を参画させることは主権国家として論理的にできないことです。

 これは外国人を排除する「排外主義」とは無関係です。民族差別でもありません。近代の「国民国家」の性質として、それぞれの国の国民が「国防の義務」を負う存在であることから来る当然の帰結です。

 もちろん、日本国籍を取得すれば、出身民族に関係なく、地方のみならず国政の参政権も得られます。現に日本国籍取得後に国会議員や国務大臣になった人もいます。

 外国人参政権という主張が生じるのも憲法に「国防の義務」の規定がなく、国民に自覚がないためといえるでしょう。

                   ◇

【プロフィル】八木秀次

 やぎ・ひでつぐ 高崎経済大学教授。早稲田大学法学部卒、同大学院政治学研究科博士課程中退。専門は憲法学、思想史。政府の教育再生実行会議委員、フジテレビ番組審議委員、日本教育再生機構理事長。著書は『国民の思想』(産経新聞社)、『憲法改正がなぜ必要か』(PHPパブリッシング)など多数。51歳。

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