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21 Jan 2014 19:12

カード会社の情報流出、被害者は1500万人超

金融詐欺横行の懸念も

 KB国民カード、NH農協カード、ロッテカードの大手クレジットカード3社から延べ1億400万人の個人情報が流出した問題で、流出した個人信用情報の範囲が当初の予想よりもはるかに広範囲であることが分かった。金融当局は、死亡者や法人、重複加入者を除いても、被害者は最低1500万人に上ると把握している。

 流出した個人情報は氏名、携帯電話番号、自宅住所、クレジットカードの番号や有効期限、信用等級など最大21項目に達する。クレジットカードの番号と有効期限が分かるだけでも通信販売の利用や電話でのピザ注文などが可能で、個人情報を悪用したボイスフィッシング(電話を使った金融詐欺)やスミッシング(スマートフォン〈多機能携帯電話端末〉を使った少額決済詐欺)などの横行も懸念されている。

 自分の個人情報が流出したかどうかは、カード会社側が17日夜から実施している「個人別照会」サービスで確認できるが、消費者らは予想を上回る情報流出に怒りをあらわにしている。氏名、携帯電話や自宅、職場の電話番号、自宅や職場の住所、決済口座だけでなく、持ち家か賃貸かなどの住居状況、マイレージカードの顧客の場合はパスポート番号に至るまで、クレジットカードの申し込み時に記載したあらゆる情報が流出したことが分かったためだ。

 また、流出した情報には信用等級や支払いの延滞情報も含まれているほか、農協カードとロッテカードからはクレジットカードの有効期限が、国民カードとロッテカードからは他社でのクレジットカード発行状況までが流出した。

 金融監督院は19日になってようやく「検察から送られてきたカード会社の顧客情報流出に関する資料を分析した結果、当初の予想とは異なり顧客の信用に関する事実上全ての情報が一度に流出したことが分かった」と発表した。

 ただ、クレジットカードの暗証番号と電子商取引などで使われるセキュリティーコード(カード裏面に記載された3けたの番号)は流出していないという。

 一方、今回流出した情報の中には国民銀行、農協、新韓銀行、ハナ銀行、ウリィ銀行などの市中銀行、貯蓄銀行、キャピタル会社などの情報127万件も含まれており、金融機関のずさんな情報管理の実態が明らかになった。

李錫雨(イ・ソクウ)記者
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