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03 Feb 2014 19:14

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第28講 八木秀次先生+(2/3ページ)(2014.1.11 11:00

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【中高生のための国民の憲法講座】
第28講 八木秀次先生

2014.1.11 11:00 (2/3ページ)
他の国の憲法には「国防の義務」「兵役の義務」が規定されています

他の国の憲法には「国防の義務」「兵役の義務」が規定されています

 多くの国は多民族、多言語、多宗教の国です。民族、言語、宗教などの違いを超えて「国民(nation)」という一つのまとまりを作っています。もちろん、一つにまとめるのは大変です。常に「国民」であることを意識させる必要がある。国旗・国歌が重視されるのはそのためです。これが1つ目の意味です。

 2つ目の意味ですが、近代の国家はそれまでの「身分制国家」を解体して「国民国家」に移行したものです。日本も江戸時代までは「士農工商」という身分に分かれていましたが、明治維新で身分を解消し、「四民平等」の国民国家になりました。

 身分制国家で国防の任を負っていたのは一部の身分でした。ヨーロッパでは貴族や騎士、日本では武士がそうです。その身分を解消し単一の「国民(nation)」になったのですから、国防は国民全体の義務になりました。フランス革命の際の「国民衛兵」が最初の形態とされ、「国民皆兵」「徴兵制」に発展しました。各国の憲法の規定もそれを継承したもので、近代国家が国民国家であることの当然の帰結です。

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