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03 Feb 2014 19:06

政治【中高生のための国民の憲法講座】第24講 百地章先生+(2/3ページ)(2013.12.14 08:45

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【中高生のための国民の憲法講座】
第24講 百地章先生

2013.12.14 08:45 (2/3ページ)
憲法前文に国柄や国の成り立ちを明記することの重要性を考えてみましょう

憲法前文に国柄や国の成り立ちを明記することの重要性を考えてみましょう

 ◆明治憲法の制定と国柄

 実は、明治憲法の制定に先立ち、明治9年には元老院に対して「国憲〔憲法〕起草を命ずる勅語」が下されました。そこには「建国の体〔国柄〕に基づき、広く海外各国の成法〔法制度〕を斟酌(しんしゃく)し、以(もっ)て国憲〔憲法〕を定めんとす」とありました。つまり、日本の「国柄」を踏まえ、先進国の「法制度」を参考にして憲法を制定するように、との趣旨です。

 そこで、伊藤博文を助けて憲法草案を作成した井上毅は、当初、プロイセン憲法などを参考にしましたが、後にそれだけでは駄目であると気がつきます。そして帰国後はわが国の歴史書や古典を猛烈に勉強しました。その結果、「国憲起草の勅語」にあったとおりの憲法が制定されました。前文にはわが国の国柄がよく示され、近代的な立憲君主国にふさわしい憲法が制定されたわけです。

 ところが、日本国憲法の前文には、ジョン・ロックの思想やリンカーンのゲティスバーグ演説、大西洋憲章、アメリカの独立宣言などを思わせるような文章が羅列されているだけで、日本らしさはどこにも見当たりません。それどころか、「二度と戦争をしません」と誓わされた「詫(わ)び証文」さえ入っています。

 それゆえ、憲法改正にあたっては、前文にわが国固有の歴史や伝統、わが国独自の国柄などを明記し、国民が自信と誇りを取り戻せるような文章に書き改める必要があります。産経新聞「国民の憲法」要綱の前文は、その一つの試みです。

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