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15 Apr 2014 14:38

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第40講 首相の靖国参拝と国家儀礼 百地章先生+(1/2ページ)(2014.4.5 10:30

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【中高生のための国民の憲法講座】
第40講 首相の靖国参拝と国家儀礼 百地章先生

2014.4.5 10:30 (1/2ページ)
首相の靖国参拝について考えてみましょう

首相の靖国参拝について考えてみましょう

 今年も入学シーズンがやってきましたが、思い出すのは筆者が田舎の中学校に入学したときのことです。

 当時、わが中学では入学にあたって、新入生の代表が地元の神社(遠江国一宮)に参拝をしていました。生後1カ月や、七五三のお宮参りなどと同様、一種の通過儀礼のように考えられていたのでしょう。今だったら、「政教分離違反」の声が上がるかもしれませんが、当時は実におおらかでした。

 

国際儀礼としても

 通過儀礼は人の一生に関わる人生儀礼ですが、社会儀礼や国家儀礼、国際社会には国際儀礼もあります。

 昨年暮れ、安倍晋三首相が靖国神社を参拝しました。本紙「正論」欄に「首相は英霊の加護信じて参拝を」と執筆した翌日のことでしたので、殊の外嬉しく思いましたが、その中で国際儀礼に触れました。国際社会では、互いに自国のために戦った戦没者の勇気を称え敬意を表する。これはたとえ旧敵国同士であっても同じだ、と。安倍首相も外国訪問の際には、その国の戦没者慰霊施設に参拝しています。

 首相が国民を代表して靖国神社に参拝するのは、同神社がわが国における戦没者慰霊の中心施設だからです。これはどこの国でも行われている、政教分離以前の国家儀礼です。つまり個人的な信仰とは別次元の話ですから、クリスチャンとして知られた大平正芳首相も、在任中に3回参拝しました。1回目は昭和54年4月21日で、いわゆる「A級戦犯合祀(ごうし)」が新聞で大きく報道された直後のことです。

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『国民の憲法』

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