Share...
03 Feb 2014 19:19

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第31講 世界の憲法にみる新しい権利+(1/2ページ)(2014.2.1 11:00

  • [PR]

ライフ

  • メッセ
  • 印刷

【中高生のための国民の憲法講座】
第31講 世界の憲法にみる新しい権利

2014.2.1 11:00 (1/2ページ)
どのような権利が憲法条項にふさわしいのか、考えてみよう

どのような権利が憲法条項にふさわしいのか、考えてみよう

 第5講で、昭和21(1946)年11月3日に公布された日本国憲法は、世界の188カ国の成文憲法典のうち、制定順にみると、古い方から14番目に当たること、また日本国憲法より古く制定された憲法は、いずれもかなり頻繁に改正されていることを記述しました。

 憲法は時代を反映します。権利条項について、近年制定された諸国の憲法は、どのような動向を示しているのでしょうか。

 ◆環境条項の導入

 私は1990年から2014年1月までに制定され、現在も施行されている世界の新憲法100を対象に、わが国で「新しい権利」といわれている環境の権利、プライバシーの権利、および知る権利について調べてみました。その結果、環境の権利は90カ国、プライバシーの権利は83カ国、そして知る権利は56カ国の憲法に規定されていることがわかりました。

 これらはいずれも、日本国憲法が制定されたときは、憲法上の権利であることは世界的にも、ほとんど認識されていませんでした。このうち、環境条項が多くの国の憲法に導入されるようになったのは、1972年の『国連人間環境宣言』に由来します。この『宣言』の前文には、次のような文言があります。「(1)人は、その人間環境の被害者であると同時に、形成者でもある。(2)人間環境の保護および改善は、全世界の人びとの願望であり、すべての政府の義務である。(3)われわれが環境に無知・無関心であるならば、われわれの生命と福祉が依存する地球上の環境に対し、重大かつ取り返しのつかない害を与えることになる」

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital