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09 May 2014 15:29

ライフ【中高生のための国民の憲法講座】第44講 長尾一紘先生  「国家」の影の薄い憲法+(1/3ページ)(2014.5.3 12:41

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【中高生のための国民の憲法講座】
第44講 長尾一紘先生  「国家」の影の薄い憲法

2014.5.3 12:41 (1/3ページ)
「改憲派」と「護憲派」の違いについて考えてみましょう

「改憲派」と「護憲派」の違いについて考えてみましょう

 「日本国憲法は、孤独で不幸な憲法である」と述べたのは、政治学者の坂本多加雄氏です。この言葉には深い意味が込められています。

「護憲派」と「改憲派」

 日本国憲法は、真の支持者をもたない憲法です。護憲派の勢力には、この憲法を真に支持するのではなく、自らの政治目的のために利用する傾向がみられます。

 その例として、かつての共産党の憲法政策が想起されます。共産党はソ連の崩壊に至るまで、共産主義の体制を日本に樹立することを望んでいました。しかし、ソ連(ロシア)、中国、北朝鮮などにみられるように、共産主義国家においては、自由と民主主義が否定されます。権力分立も、司法権の独立もありません。このような国家制度の根本的な変更は、憲法の変改を不可避とします。1980年代の末まで護憲派の中心にあった共産党が、改憲派の改憲構想など比較にならないような、過激な憲法の変改を考えていたということになります。

 ここで「護憲派」と「改憲派」の言葉の意味を確認する必要があります。両者の区別を、改憲への願望の有無だけでおこなうことはできません。護憲派もまた、改憲への願望をもつことが少なくないからです。

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