Share...
19 Jan 2014 17:54

政治【中高生のための国民の憲法講座】第10講 現行憲法作成者それぞれの言い分 西修先生+(1/2ページ)(2013.9.7 13:10

  • [PR]

政治

  • メッセ
  • 印刷

【中高生のための国民の憲法講座】
第10講 現行憲法作成者それぞれの言い分 西修先生

2013.9.7 13:10 (1/2ページ)中高生のための国民の憲法講座
「すぐに改正されるだろう」「暫定的な憲法だと思っていた」「正当性を持ち得ないと思った」などと作成者が言っていることを、しっかり日本人として考える必要がありそうです(イラスト 今泉有美子)

「すぐに改正されるだろう」「暫定的な憲法だと思っていた」「正当性を持ち得ないと思った」などと作成者が言っていることを、しっかり日本人として考える必要がありそうです(イラスト 今泉有美子)

前のニュース

 連合国軍総司令部(GHQ)民政局で日本国憲法の原案を作成した人たちは、どんな人たちだったのでしょうか。一般にやや誤解があるようです。

 その一つは、素人の軍人たちによって作られたというものです。たしかに参画した25人の多くは軍人でしたが、いわゆるたたき上げの軍人は少数でした。すでに人類学や政治学の博士号を取得していたり、ハーバード大ロースクール修了者などトップレベルの経歴をもつ人たちが大半でした。

日本に通じていない人

 その意味で、西欧的な民主主義観を十分に体得していました。ただ憲法の専門家は一人もおらず、日本の事情に通じていた人たちもほとんどいませんでした。

 私は、1984年から85年にかけて、民政局で日本国憲法の原案を作成した8人にインタビューしました。そのときの何人かの声をお伝えしましょう。

 チャールズ・ケーディス氏(民政局次長で原案とりまとめの中心人物、当時40歳、陸軍大佐、ハーバード大ロースクール修了)「たいへん挑戦的であり、とても困難な作業になると思いました。というのは、9日間で仕上げなければならず、そのとき、私たちの手もとには役に立ちそうな資料が非常にとぼしかったからです。日本国憲法が一度も改正されていないことは、昨年、はじめて知りました」

 オズボーン・ハウゲ氏(32歳、海軍中尉、セント・オラフ大卒、「国会」の章担当)「自分には、荷が重すぎて、その任に堪えることができるか不安でした。私は、日本国憲法は暫定的な性格のものと思っていました」

中高生のための国民の憲法講座のニュース

中高生のための国民の憲法講座の写真

【中高生のための国民の憲法講座】第10講 現行憲法作成者それぞれの言い分 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第9講 極東委員会という「屋上屋」 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第8講 現憲法は「メードインUSA」 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第7講 日本国憲法に規定なき「条項」 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第6講 「世界唯一の平和憲法」は誤り 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第5講 憲法めぐる「神話」の数々 西修先生
【中高生のための国民の憲法講座】第4講 国民は憲法守らなくても良い? 百地章先生
【中高生のための国民の憲法講座】第3講 主権者に憲法を取り戻そう 百地章先生
【中高生のための国民の憲法講座】第2講 「国家=悪」と決めつけぬために 百地章先生
【中高生のための国民の憲法講座】第1講 百地章先生 「国家権力を縛る」だけのものか

関連トピックス

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital